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【本商品YFL-411のおすすめポイント】 本商品は、YAMAHAフルート “スタンダードタイプ”の中の上級機種となります。 頭部管と管体パイプを銀製にすることで、限りなく総銀製の音色に近づけた、より豊かで温もりのある響きが魅力です。 音色の変化がつけやすい幅広い表現力で、奏者のデリケートな要求にもしっかりと応えます。 初級者〜中級者の方にまで幅広くご使用頂けるため、当店でもおすすめのスタンダードモデルです。 また、メーカーの1年保証付きとなっておりますので、安心してご使用いただけます。 【YAMAHA フルート スタンダードモデル】 フルートを手にするどなたにもその音の魅力と演奏の楽しさを味わっていただけるよう、ヤマハの長年にわたるフルート製作技術とノウハウを惜しみなく注ぎ込みました。優れた耐久性と振動特性を持つ「白銅」や「洋銀」の特長を活かし、低音から高音までバランス良く吹きやすいCY頭部管とヤマハ独自のトーンホールポジションの組み合わせにより、明るく豊かな響きと正確な音程を実現しています。また、調整の狂いが少ないよう細部に工夫を施し、メンテナンスがしやすいのも魅力です。高精度で生産性の高い加工と熟達したハンドワークで一本一本作り上げられるため、お求め安い価格と高品質を両立。その吹きやすさ、音色の美しさは世界に認められ、多くの国々で愛用されています。管体には錆びにくく堅牢性に優れ、明るく響く材質「白銅」※を採用しました。ヤマハ独自の狂いにくい調整機構を備え、伝統的な製法と現代テクノロジーを取り入れた精密さを併せ持っています。※キュプロニッケルとも呼ばれる、銅とニッケルの合金の名称で、一般的な金属に比べ大変高価なため貴金属として扱われる場合もあります。銅とニッケルに亜鉛を加えた合金は洋銀(または洋白、ニッケルシルバー)と呼ばれます。いずれも錆びにくく耐久性に優れ音響的な振動特性が良いことが特徴でフルートに適した素材として知られています。 【スタンダードモデルとハンドメイドモデルの製作方法の違い】 ■スタンダードモデル:ハンドメイドとほぼ同じ工程を経て生産され、各工程の職人が丁寧に作り込んでいきます。 ■ハンドメイドモデル:管体・キイ・頭部管の製作からタンポ調整まで、熟練の職人が一人で一本の製作を担当して作り上げていきます。 ■型番:YFL-411 ■仕様 キイシステム:オフセット キイタイプ:カバード トーンホール:引き上げカーリング 主管・足部管材質:銀製・銀メッキ キイ材質:洋銀・銀メッキ 頭部管材質:銀製・銀メッキ 頭部管:標準CYタイプ Eメカニズム付き ※■ご注文前に必ずご確認下さい■※ こちらの商品はご注文を頂いた後にメーカーへ発注をかけお取り寄せする為、即日発送が行えません。通常ご注文後2〜4営業日以内での発送となります。尚、メーカーが休日の場合は上記内容と異なる場合が御座います。正式な発送日はご注文後に当店より送信致しますメールに記載させて頂きます。予めご了承下さいませ。【 YAMAHA フルート スタンダードモデルの特長】 ●CY頭部管 : どなたにも楽しんでいただけるコントロールのしやすい頭部管です。心地よい吹奏感と明るく豊かな響きが特長です。 ●キイ形状 : 無理のない自然な姿勢で演奏できるようなめらかな曲面で構成され、指にフィットするようデザインされています。 ●キイポスト : 長くお使いいただけるようにキイポストを十分に太くデザインし耐久性や強度を高めました。 ●調整ネジ : ヤマハ独自の設計により、ネジの緩みによる調整の狂いを防ぎ、メンテナンスも容易な構造です。 ●アジャストマーク : 簡単に正しく組み立てられるように、ジョイント部に目安となるマークが付いています。 【YAMAHA フルートスタンダードモデルの仕様一覧表】 【スタンダードタイプの共通仕様】 ■頭部管:CYタイプ(コントロールのしやすい、標準タイプの頭部管) 品番 キイシステム Eメカ 材質 メーカー希望 小売価格 (価格帯) 頭部管 主管/足部管 キイ YFL-221 オフセット /カバードキイ なし 白銅・銀メッキ 白銅・銀メッキ 洋銀・銀メッキ 5〜10万円 YFL-221U なし YFL-211 あり YFL-261 オフセット /リングキイ なし YFL-271 あり YFL-281 インライン /リングキイ なし YFL-311 オフセット /カバードキイ あり 銀製・銀メッキ 10〜15万円 YFL-411 あり 銀製・銀メッキ 【YAMAHA フルートスタンダードモデルの仕様解説】 ■キイシステム:カバードキイ キイカップがフタ状のため、キイが孔を確実に押さえ、息漏れを防ぐことができます。 また、オフセット(キイ配列が指の長さに合った配列)とのコンビネーションにより自然で押さえやすいのが特長です。 ■キイシステム:リングキイ キイカップがリング状のため孔を確実に押さえるためには技術が必要ですが、指先に空気の振動を直接感じることが出来るため、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能です。 また、指先をずらすなどの操作で音程の自由度が高いのも魅力です。 インライン(キイ配列が一直線)とのコンビネーションが一般的ですが、オフセットリングキイのモデルもございます。 ■管体材質:白銅 耐久性があり響きやすい特性を持つ白銅は、各音域でのバランスも良く明るい音色が特長です。 ■管体材質:銀製 豊かで暖かな音色でありながら伸びの良さが特長で、その音はホールの隅々まで広がっていきます。 “最もフルートらしい”といわれる音色が特長です。 ■Eメカニズムフルートの構造上、出しにくい第3オクターブのミの音を出しやすくするためのキイシステムです。 Eメカの付いているものと付いていないものだと、第3オクターブのミの運指のときに塞がる孔の数が異なります。 E音は様々な曲に多様されておりますので、極めて有効なシステムといえます。しかし、国ごとに認識が異なり、フランスでは一部のプロ演奏家以外にはあまり使われておりません。考案された国ドイツでは必需品とされ、日本でもごく一般的な機能として認識されています。 【YAMAHA フルート製作の作業工程】 ヤマハフルートには、大きく分けてスタンダードモデルとハンドメイドモデルの作り方があります。 どちらも同等の工程があり、ともに職人の匠の技が込められています。 多くの経験を積んだ指先だけが記憶する、機械では計れない感覚。 その精巧な技と感性がフルートという「人の息を吹き込み、音楽を奏でる大切で特別なもの」としての絶妙なバランスを実現しています。 そして、職人や設計者のほとんどが自ら楽器の愛好家であり、音楽家としての楽器作りへの徹底したこだわりが、 ヤマハの高いクオリティを支えている大きな要因のひとつでもあります。 ここでは、フルート製作(スタンダードモデル)の主な作業工程をご案内致します。 1:トーンホールの引き上げ スタンダードシリーズのトーンホールは最先端技術を取り入れたヤマハ独自の専用装置により高い精度で加工します。世界最高峰の技術で、ヤマハフルートならではのゆがみない管体を生み出します。 2:ポスト部分のハンダ付け 材質の特性を熟知し、経験を積んだ職人が、炎の当て方やハンダの流し方を絶妙にコントロールします。熟練の技が特に求められ、楽器の音色に大きく影響する重要な作業です。 3:キイの組み込み キイがスムーズに動き、スキやガタがないように確認しながら丹念に調整してメカニズムを管体に組み込んでいきます。ヤマハフルートの自然でバランスの良いキイタッチは、この工程から生まれます。 4:タンポ合わせ 一つ一つのパッド(タンポ)が完全にトーンホールをふさいでいるか、薄いフィルムでチェックしながら調整していきます。非常に重要な作業で、職人の腕の見せどころの一つです。 5:最終検査 一本一本すべてのフルートが吹奏チェックされ、音色はもちろん、ヤマハの厳しい検査基準に基づいて性能や精度も丁寧に確認しています。出荷されるすべてのフルートに自信をもっています。